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宇都宮LRT100万人達成!

宇都宮市視察報告書

視察目的

宇都宮市はNCC(ネットワーク型コンパクトシティ)を基盤としたまちづくりを進めており、本年「LRT整備事業」と「JR宇都宮駅東口地区整備事業」を完了した。浜松市も「公共交通の基盤整備」、「中心市街地再生」という共通の課題を抱えているが、未だに計画さえ決まっていない。浜松市と一体何が違うのか。「交通未来都市宇都宮」からノウハウを学ぶため現地を視察した。

視察内容

「JR 宇都宮駅東口地区整備事業」

「芳賀・宇都宮 LRT整備事業」

視察日時

令和5年10月25日(水) 参加者14名

行政比較
①人口 ②面積 ③普通会計予算 ④製造品出荷額
宇都宮市 513,369人 416km² 2,189億円 2兆809億円
浜松市 790,643人 1,558km² 3,895億円 2兆34億円

※①は2023年5月1日現在、③は2023年度、④は2021年度

百聞は一見に如かず

今回視察した2つの事業は、2004年に就任した現市長(佐藤栄一氏)が、NCCを基本に「公共交通」と「都市整備」を一体的に整備してきたもので、その相乗効果が現れていた。「JR宇都宮駅東口地区整備事業」により、改札口と東口地区は同一フロアの自由通路で結ばれ大勢の人で賑っていた。自由通路からエスカレーターで降りれば、LRT、路線バス、企業バス、地域内交通、タクシー、送迎車両に乗車でき、便利で快適な交通システムが実現している。
「芳賀・宇都宮 LRT整備事業」は、鬼怒川通りの慢性的な渋滞を解消すると同時に、その先に展開する清原工業団地や芳賀・高根沢工業団地等の産業拠点を結ぶ公共交通機関として整備された。乗客数は開業82日目で100万人を達成、3ヵ月目で119万人が利用、需要予測を27%上回っている。沿線ではマンションの建設が相次いでおり、ネットワーク型コンパクトシティが形成されつつある。LRT平石停留場に隣接する敷地では、国内最大級のスケートパークの整備計画が進められている。さらに、「JR宇都宮駅西側地区の整備」と「LRT延伸計画」が進められている。
明確なビジョンのもとに堅実に都市づくりに取り組んでいる宇都宮市と、何も決まっていない浜松市との彼我の差は歴然で、「百聞は一見に如かず」の視察となった。

JR宇都宮駅東口地区整備事業

整備事業概要

宇都宮の玄関口にふさわしい高次な都市機能と円滑な交通アクセスを実現し、北関東の都市拠点とするため、宇都宮市がJR駅東口用地を取得し土地区画整理(2.6ha)を行い、下記の都市機能を集積している。

  • 交流拠点施設「ライトキューブ宇都宮」 ⇒ 4階:大ホール(2,000人収容)・小会議室
  • 交流広場「宮みらいライトヒル」 ⇒ 3層からなる屋外広場
  • 「宇都宮テラス」(14階) ⇒ 商業施設、ホテル288室、オフィス、立体P480台
  • 高度専門病院(7階) ⇒ シンフォニー病院(宇都宮脳精髄センター・100床)
  • 分譲マンション(15階) ⇒ プラウド宇都宮110戸
  • 自転車駐車場(3階) ⇒ バイク200台・自転車2,311台
研修会場(ライトキューブ宇都宮)

研修会場(ライトキューブ宇都宮)

JR 宇都宮駅東口整備地区全景

JR宇都宮駅東口整備地区全景

開発の経緯と手法

プロポーザル方式により、野村不動産㈱を代表企業とする事業者(全17社)を選定。LRTとの一体的なまちづくりにより、地域生活者だけでなく来街者も楽しめる商業施設等を官民連携で開発。

開発の経緯と手法

にぎわい効果

交流広場を中心に商業施設やホテル、オフィス、大ホールや会議室が整備され、JR宇都宮駅とは自由通路(2階)で接続している。エスカレーターを降りればLRTや路線バス、企業バス、タクシーに乗り継ぐことができ、送迎車両のブースも整備されている。都市拠点としての利便性・機能性は飛躍的に向上し、賑わいと活気のあるまちに変貌している。JR宇都宮駅は「東口」と「西口」があり、中心市街地として発展しているのは西側だが、LRTの整備と東口地区整備事業により、賑わいは東側に移り、西側は活気が失せている。

JR 宇都宮駅東口自由通路

JR 宇都宮駅東口自由通路

LRT 宇都宮停留場

LRT 宇都宮停留場

企業バス・送迎車ブース

企業バス・送迎車ブース

ドア・ツー・ドア

宇都宮駅東口自由通路から降りて徒歩2分の場所に「自転車駐輪場」が整備され、バイク200台、自転車2,311台が駐輪できる。階段には便利なサイクルコンベアーが設置されている。歩道も整備されており、ドア・ツー・ドアの自転車にとっては非常に便利で、通勤・通学者で駐輪場はほぼ満杯とのことであった。自転車は4時間まで無料、1日だと100円。付近に放置自転車はなく、常駐の管理人一人で業務をこなしている。駐輪場前には民間が運営するレンタサイクル「LUUP」のポートがあり、電動アシスト自転車と電動キックボードのシェアリングサービスを提供している。

駐輪場に続く歩道入口

駐輪場に続く歩道入口

駐輪場入口

駐輪場入口

1 階乗降口

1階乗降口

斜路(昇りサイクルコンベアー)

斜路(昇りサイクルコンベアー)

2・3 階の駐輪スペース

2・3階の駐輪スペース

LUUP ポート

LUUPポート

JR宇都宮駅西口地区整備事業

JR宇都宮駅西口はペデストリアンデッキ(2階部分)で正面の大型商業施設と繋がっており、地上部とは階段で結ばれている。地上部のバスとタクシー乗降場は、歩行者・バス・一般車の動線が錯綜し、バス待ちの行列が駅舎まで続くなどの課題を抱えている。基本構想は対象地区(約11ha)の土地の高度利用と回遊性向上、LRT延伸に対応した交通基盤整備など、行政・地域・事業者と連携した検討が進められている。「JR宇都宮駅西口」と「浜松駅北口」はともに表玄関としての機能が求められており、浜松駅北口地区再開発の参考となる。

駅西口広場(バスターミナル)

駅西口広場(バスターミナル)

基本計画図(訳 11ha)

基本計画図(訳11ha)

芳賀・宇都宮LRT整備事業

整備事業概要

現市長(佐藤栄一氏)が就任した2004年から、全国初となる全線新設のLRTを整備してきた。同時に路線バスの再編と、地域内交通(定路定刻型・デマンド型)を整備し、きめ細かな公共交通ネットワークを形成し、50年・100年先も持続的に発展できるまちづくりに取り組んでいる。再生可能エネルギーにより発電された電力で走行しているのも大きな特色。

路線

JR宇都宮駅東口~芳賀・高根沢工業団地間(複線14.6km)

軌間1,036mm(狭軌)、停留場19ヵ所、変電所4ヵ所

車両

JR宇都宮駅東口~芳賀・高根沢工業団地間(複線14.6km)

全長29.5m(3連節)、車両巾2.65m、全17編成、定員160名(座席50)

整備方式

公設型上下分離方式

市・町が「車両・軌道等」を整備し、民間が事業運営を担う。

  • 営業主体(上)宇都宮ライトレール株式会社
  • 整備主体(下)宇都宮市、芳賀町
総事業費

684億円(国の支援1/2)

(国342億円、県20億円、芳賀町40億円、宇都宮市282億円)

整備方式

JR宇都宮駅東口~芳賀・高根沢工業団地間(複線14.6km)

運行間隔

ピーク時6分、オフピーク時10分(午前4時台~午前0時台)

運賃

初乗り150円~400円(対距離制)

信用乗車

日本初の全扉ICリーダーによる信用乗車方式を採用

需要予測

平日12,800人/日 土日祭4,400人/日

LRT路線図

芳賀・宇都宮ライトレール路線図

芳賀・宇都宮ライトレール路線図(14.6km)

JR宇都宮駅東口地区全景とLRT路線(赤ライン)

JR宇都宮駅東口地区全景とLRT路線(赤ライン)

運賃

LRTの初乗り運賃は150円、最大400円。運行間隔は10分(ピーク時は6分)、所要時間は約48分。トランジットセンターで乗り継ぎができ、運賃割り引き制度により、LRTとバスの乗り継ぎは100円、LRT又はバスと地域内交通の乗り継ぎは200円が割り引かれる。

便利なICカード

LRT整備事業に伴いICカード・トトラ「totra」が発行された。一般路線バス全線(関東バス・JRバス関東運行エリア)で利用でき、「小児用」、「障がい者用」も用意されている。「Suica」や「PASMO」等も利用でき、全国相互利用の交通系ICカードが使えるエリアの交通機関、自販機、コンビニやスーパーなどで買い物ができるのが大きな特色。

ICカード totra

ICカードtotra

信用乗車

停留場での停車時間を短縮しLRTの表定速度を高めるため、全国初の「信用乗車」方式が取られている。LRTの運転席は先頭と後尾にある。乗降扉は4ヵ所あり、全てに車内カードリーダーが設置されている。ICカード利用の場合は、乗降時にICカードをカードリーダーにタッチするだけで運賃が決済され、すべての扉から改札なしで乗降できる。

信用乗車

乗降のしかた

現金で利用する場合は、乗車前に停留場に設置された「整理券発券機」で整理券を取ってから乗車する。発券機はLRT車体の色と同じオレンジ色のため見つけやすい。降車する時は先頭車両の運転席横の運賃精算機に、整理券と指定の運賃を投入する。運賃は運転席後部の頭上に電光掲示版で表示されるのでわかりやすい。

停留場サイン(乗場ホーム)

停留場サイン(乗場ホーム)

停留場の整理券発券機

停留場の整理券発券機

車内カードリーダー

車内カードリーダー

急坂もラクラク

「芳賀工業団地管理センター前」と「かしの森公園」の間には60パーミルの急こう配の坂がある。最新技術のLRTは最急勾配67パーミルの性能があり、グイグイと加速して登り終え、余力を感じるほどであった。浜松の「LRT三方原本線」にも急こう配の坂があるが(遠信本店~浜松学院高校間)、問題のないことが立証された。

急勾配の坂を楽々と昇る LRT

急勾配の坂を楽々と昇るLRT

使用電力はごみ焼却施設で発電

宇都宮市は「環境未来都市」の実現をめざし、脱炭素社会の構築を図るため再生可能エネルギーの地産地消を推進する「宇都宮ライトパワー株式会社」を設立している。同市が保有するバイオマス発電所(クリーンパーク茂原)や、電力の固定価格買取期間が終了した市内の家庭用太陽光発電による再生可能エネルギーを、市有施設やLRT等に供給している。宇都宮LRTは、ごみ処理施設の焼却熱や家庭用太陽光発電により生み出された地域由来の再生可能エネルギー100%により走行している。

トータルデザイン

LRT車両や停留場、サインなどのデザインは、宇都宮は雷が多いことからオレンジ色を基本に、「LRTによる未来のモビリティ都市創造」をコンセプトとするトータルデザインでまとめられている。車両の愛称は「雷」をイメージした「ライトレール」と命名されされ、地元産の「大谷石」が停留場のベンチや公共トイレの壁面など随所に使われている。

LRT カラーデザイン

LRTカラーデザイン

停留場ベンチ(大谷石が使われている)

停留場ベンチ(大谷石が使われている)

停留場全体サイン計画(共通)

停留場全体サイン計画(共通)

電光掲示板(行先・運行状況)

電光掲示板(行先・運行状況)

整理券発券機案内(設置場所と利用方法)

整理券発券機案内(設置場所と利用方法)

全停留場名・路線図、周辺案内地図

全停留場名・路線図、周辺案内地図

トランジットセンター

LRT停留場は19ヵ所あり、5ヵ所がトランジットセンターとしての機能を持ち、路線バスとタクシーと接続され、P&R、C&Rが整備されている。LRTは1日あたり1万6,300人(年間約600万人)の利用を目標にしており、公共交通の利用促進を図るには「P&R、C&R」の充実整備が欠かせない。欧米のそれと比べると収容台数が少なく、すでに増設が検討されている。また、宇都宮市は公共交通空白域をなくすため地域内交通(定路定刻型/デマンド型)にも力を入れており、14ヵ所の停留場で乗り継ぎができるようになっている。

停留所名 主な乗り換え施設 P&R C&R
宇都宮駅東口 バス停留所 3,170台
宇都宮大学陽当キャンパス バス停留所、地域内交通乗降場 150台
平石 地域内交通乗降場 29台 50台
平石中央小学校前 バス停留所、地域内交通乗降場 23台
飛山城跡 地域内交通乗降場 20台
清原地区市民センター前 バス停留所、地域内交通乗降場 64台 70台
芳賀町工業団地管理センター前 バス停留所、地域内交通乗降場 55台 40台
その他停留場 C&R(9停留場)、地域内交通乗降場 206台
合計 148台 3,729台

課題は優先信号

「車」中心の都市にLRTを導入するには、「車よりも早く着く」という優位性を示す必要がある。それにはLRTの接近に伴い優先的に信号を「青」に変える「優先信号」の導入が必要となるが、道路交通法によりLRTは自動車と同等の扱いのため、赤信号では車と一緒に待たなくてはならない。実際に1分以上待たされる交差点が数ヵ所あり、大きなタイムロスが起きている。LRTは数秒で交差点を渡りきることができるため、「優先信号」の必要性を痛感した。また、LRTの最高速度は大正時代に制定された軌道法により40㎞/hと決められているが、LRTの性能は加速・減速性ともに優れており、「軌道法」と「道路交通法」を改正する必要がある。

企業バス廃止

終点の「芳賀・高根沢工業団地」には、広大な地域に本田技研等関連企業が集積している。本田技研は約1,200人の新幹線通勤者がいたが、LRT開業に伴い「企業バス」が廃止され、LRT利用に切り替わった。LRT沿線には清原工業団地もあり多くの大企業が集積しており、マイカー通勤者が今後どのようにLRT通勤に変わっていくのか注目していきたい。当フォーラム提案のLRT三方原本線(浜松駅~浜北球場間延17.6km)の北部には都田テクノポリスがあり、多くの企業が集積しており、宇都宮LRTとの共通点が多く参考になる点が多い。

快速便の運行

快速便運行に備えて「追い越し駅」が2ヵ所整備されている。翌年度以降のダイヤ改正で、利用実態を踏まえた増発や快速運行が行われる。LRTの通常運行所要時間は44分だが、快速便は38分に短縮される。浜松の「三方原本線」の場合、路線長が約2km長いため快速運行は必須であり、宇都宮LRTの「追い越し駅」と「ダイヤ編成」が参考となる。

追い越し駅(グリーンスタジアム駅前)

追い越し駅(グリーンスタジアム駅前)

追い越し駅(平石)

追い越し駅(平石)

運行状況

利用客は需要予測よりも多く、開業当初は現金利用客の多い土日・祭日に、運賃支払いやICカードによる複数人払いによるダイヤの乱れが発生している。現在はICカード払いが定着し、現金利用客への事前両替の呼びかけにより、定刻運行が維持されている。

採算性

「令和5年度事業計画・予算書」によると、2023年度運輸収入予算額(7か月間)は5.09億円となっている。開業1ヵ月で延約42万人が利用、平日はほぼ需要予測を達成、土日・祭日は3倍以上の利用がある。このペースが維持された場合、280万人が利用し平均運賃を200円とすると運輸収入見込み額は5.6億円となり予想額を越える。開業4年目に1.5億円の黒字を見込んでいるが、開業82日目で100万人を達成しており展望は明るい。

平日

約12,000~13,000人(ICカード率:約94%)、最多15,000人(9/1日)

土日祭日

約15,000~16,000人(ICカード率:約88%)、最多20,000人(9/3日)

投資・税収効果

数年にわたってLRT整備事業に684億円が投資され、地域経済に大きな活力をもたらしている。利便性・快適性の高まったLRT沿線にはマンション等の建設が相次ぎ、地価の上昇も続いている。車がなくても大型商業施設で買物ができるようになり、大勢の市民が外出するようになり市全体の購買力を高めている。沿線の都市化が進み、コンパクトシティ化が進むごとに固定資産税等市税収入は増収を続けることになる。

自動車との接触事故

開業後、普通自動車との接触事故が3回発生している。右折禁止車線において右折しようとした乗用車との接触や、ゼブラゾーンに停車の乗用車との接触だが怪我人はいない。県警・運行事業者・市が事故防止に向けた対策を協議、安全性の確保に努めている。

公共交通ネットワーク

東西交通の幹線軸となるLRTの整備により、これまで路線バスの通っていなかった地域に、新たな路線バスが運行するようになり、運賃が最大400円(9:00~16:00定期利用者を除く)に引き下げられた。トランジットセンターではLRTと路線バス、地域内交通、タクシーへの乗り継ぎができるようになり、利便性が大きく向上している。

LRT と新設路線バスの路線図(赤線が新設)

LRT と新設路線バスの路線図(赤線が新設)

地域内交通

市町村合併で編入された地域拠点ごとの移動性を高めるため、バスの通らない地域に地域内交通(定路定刻型とデマンド型タクシー)を整備して、車を利用できなくても移動に困らない社会の実現をめざして、以下のサービスを提供している。スマホやパソコン、電話で予約ができる。

  • 定路定刻型タクシー(運賃150円)

    決まった路線を時刻表に基づき運行。1日10便程度運行。

  • デマンド型タクシー(運賃300円)

    利用者の予約に応じて、自宅と事前に設定した目的施設(商業・医療等)、及び目的施設間をドア・ツー・ドアで運行。利用する30分前に予約できるのが大きな魅力。帰宅時も利用できる。

地域内交通図

LRT延伸計画

宇都宮市はJR宇都宮駅西側へのLRT導入の検討を進めている。宇都宮駅東口に到着したLRTは直進して勾配区間を経て高架で在来線をまたぎ、ホテルメッツ北側を廻って宇都宮駅西口に出て勾配区間を降りて大谷街道を進み、教育会館付近までの約5kmを整備する計画となっている。計画では2024年に軌道事業の特許申請、2026年工事着手、2030年台前半の開業をめざしている。

JR宇都宮駅西側へのLRT延伸計画

JR宇都宮市駅西側へのLRT延伸計画(上:断面図/下:俯瞰図)

情報発信拠点オープン

LRT開業を機にLRTを含めた公共交通の利用転換の促進や、NCCによるまちづくりについての理解を深めるため、「交通未来都市うつのみやオープンスクエア」を宇都宮駅西口のトナリエ宇都宮3階に開設し、LRTを基軸としたまちづくりに関する情報を発信している。LRTが走るジオラマも展示されている。

交通未来都市うつのみやオープンスクエア

交通未来都市うつのみやオープンスクエア

宇都宮 LRT のジオラマ

宇都宮LRTのジオラマ

参考 宇都宮市の組織(視察関連事業部署)

宇都宮市はNCCを基盤とするまちづくりを推進するため、都市整備部に「NCC推進課」と「市街地整備課」を置き、LRT沿線のまちづくりとJR宇都宮駅西側中心市街地のまちづくりに取り組んでいる。また、建設部に「LRT整備課」を置き、JR宇都宮駅西側へのLRT延伸計画を進めており、「協働広報室」が市民への理解を深めるための広報活動を担当している。視察に際しては下記の担当(☆)の方々から説明を受けた。